岡崎京子原作、蜷川実花監督、金子ありさ脚本、沢尻エリカ主演の映画『ヘルタースケルター』を見てきました。
なかなか凄い映画です。狂気の表現が凄いので、精神的に不安定な時は見ない方がいいかもしれません。原作はまだ読んでいないので、単独の映画としてどうかという視点で見ましたが、エリカさんは、りりかを見事に表現していると思います。
「美醜」「若さ」「欲望」にまつわる建前をぶっこわし、業界に全てを売り、弄ばれるのを自覚しながら、体も心も落ちていく全身整形の女。
「ヘルタースケルター」は「しっちゃかめっちゃか」「混沌」という意味のようですね。以下、ネタばれあり。