暖冬の今冬、初めての積雪

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仙台管区気象台の観測史上初となる1月の積雪無しの暖冬と、1日発表があったばかりの2月2日早朝、仙台市内で、この冬初めての積雪が4cmほどになった。

最高気温も3度の予想と、冬らしい天気となった。全国的にも九州北部が雪で、高速道路が一時通行止めになるなど、冬というより春の雪を思わせる天候。
しかし、予報を見ると、日曜がやや低温になるほかは、最高気温10度前後の暖かい日に戻る模様。


久しぶりの雪に交通機関に遅れが出たほか、スリップ事故が県内で88件もあったという(河北新報)

ところで、1月の仙台は、降雪自体が3日しかないうえ、積雪はゼロ。最高気温の平均は、平年と比べ+2.3となる7.7度、最低気温の平均は、+2.3となるプラス0.3度で非常に高い。とりわけ20日以降は、冬日(最低気温が氷点下)となった日が1日しかない。

これは、極付近の寒気がおりてこなかったことと、エルニーニョによる暖かい空気が日本付近を覆ったためということである。

暖冬傾向の中で、10年ぶりの寒い冬だった昨年とは、様変わりの冬となっている。

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