東芝のHD DVDからの撤退より、仙台から北に140km、岩手県北上市へのＮＡＮＤ型フラッシュメモリ製造工場建設決定の話の方が、実は大きい話。市場もそちらを歓迎してか、株価がかえって上がっている。技術者以外はほっとしていることだろう。心配された五所川原のHDDVD工場も、雇用は確保されるとNHKが報道していた。
それにしても、北上への総投資額は、サンディスクと組んでいるとはいえ、8000億円！とも言われ、宮城県のセントラル自動車の500億が霞んでしまうほど。固定資産税だけでも、どんだけ地域に、落ちるのか。
そういえば、東芝の北上工場、宮城大衡村のセントラル自動車、大和町の東京エレクトロン、いずれも、2010年稼動を目指すということで、その頃、関連の技術系の学校を卒業する学生生徒諸君にとっては、大いに選択肢が広がりそう。