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不可能を可能にする「本気」

暑さ寒さも彼岸までといいますが、このところ日中は暑くて、朝晩がひんやりしますね。調子が狂います。

さて、読売新聞をとってる方には古い話ですが、横綱審議委員で東北大相撲部監督である脚本家の内舘牧子さんのエッセイ「内舘牧子の仙台だより」に面白い話が載っていました。

3年前は部員わずか4人で、存亡の危機にあった東北大相撲部が、今は部員20名に。そして、今年、7大学対抗戦で優勝してしまったというのです。もちろんプロはだしの強豪がいる大学選手権とは違うのでしょうが、彼らにとっては、ありえない大きな飛躍。

本気なれば、不可能が可能になることがある。
本気になれば支えてくれる人も現れる。

苦しい時に学院大が支えてくれたり、後援者が現れたりして、今年は女子マネージャーも奮闘、対抗戦の幹事をしきったりと、どんどん周りの力を貰って、とうとう優勝。まるで映画「シコふんじゃった」の世界。

そして、まだ同好会の北大では、まわしが足りないというので、すかさず東北大で貸し出すエピソードも。

本気になったからといって、即結果が出るとは限らないけど、懸命にやってると応援団も現れ、それがまた、隠れた力を引き出す。

内舘さんは、「東北大に入って相撲をやりたい」という相撲の強い小学生に、今から暗示をかけているそうですが、そういうユニークな動機を持つ学生が入ってきたら、学問の方も、本気でいろいろやってくれそうですね。