瀬名秀明 | 在仙小説家図書室

瀬名秀明著「大空のドロテ」シリーズ(I・II・III）を読む

昨年末から一挙に出版され完結した、瀬名秀明著「大空のドロテ」シリーズを読みました。

モリース・ルブラン「ルパン・シリーズ」を踏まえて、アルセーヌ・ルパンは、一体誰なのか？サーカスの綱割りの12歳の少女ドロテは、ルパンの娘なのか？そして狙われている「財宝」とは？

10年前に雑誌に発表され、長らく中断していたものを補筆して、一気に完結させたとのことです。以下ネタバレあり。

2010年に電子書籍（雑誌）のさきがけとして、iOSアプリとして発売された電子書籍「AiR」が、キンドル版で発売になりました。572円。

12月19日に、瀬名秀明著「大空のドロテIII」が発売になります。予約受付中。

「空飛ぶ少女、大空のドロテ」シリーズの最終、第3弾。

黄金のメダルを持つサーカスの少女ドロテはそのメダルのために何者かに追われる。メダルはルパンも狙っていた。
謎と冒険に満ちた大活劇がいよいよ終幕。

11月21日に、瀬名秀明著「大空のドロテ」シリーズの第2巻、「大空のドロテII」が発売になります。第1巻についてはこちら。

飛行機が発明されて間もないころのヨーロッパを舞台に、飛行機乗りでサーカスの少女ドロテと、機械が大好きな少年ジャンの物語。

ドロテに迫る謎の老人や男たちの目的とは。そしてドロテと怪盗ルパンの関係は。

瀬名秀明著「「大空のドロテI」」を読みました。

以前、新刊案内の記事でご紹介した通り、筆者が最も力を入れている作品のひとつです。

怪盗ルパンや飛行機へのオマージュといいますか、第一次世界大戦後のフランスを舞台に、飛行機に乗って曲芸をする少女ドロテと、機会いじりが好きでなんと飛行機のエンジンまで修理してしまう少年ジャンの冒険活劇がこの巻。

かつて一部雑誌に掲載されたものの未完だった長編小説、瀬名秀明著「大空のドロテ」が大幅改稿されて完成。全3巻の予定で刊行されます。

10月6日に、まず第1巻「大空のドロテI」が発売になります。

第１次大戦後の時代が舞台。サーカスの少女・ドロテと飛行機技師の息子・ジャンが、フランス王家の謎に挑む・・・というお話とのことです。