伊坂幸太郎

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初期のシュールな作品から、ミステリー、悪漢、超能力、青春ものなど幅広い作風で、若い世代に圧倒的な支持を受けています。
映画好き、ビートルズ好きということで、作品にも影響が見られます。個性ある「殺し屋」等、同じキャラクターが度々登場。
「罪と罰」「運命」「管理社会と権力」などの大きなテーマが背景に感じられる事もありますが、最近はストーリーを明快にして、読みやすくなってきたような気がします。尚、仙台を舞台にした作品も多いですが、架空の街のような描かれ方なので、他地方の方にも違和感ないと思います。
映画化・漫画化された作品多数。2013年7月書き下ろし長編「死神の浮力」が発売。海外向けに翻訳された作品も多数。

略歴と主要作品

1971年千葉県生まれ、東北大法学部卒。SEなど経る。度々直木賞最終候補作となるが、後年辞退。また近年、初期の作品が次々と映画化されている。
1996年『悪党たちが目にしみる』がントリーミステリー大賞佳作
2000年『オーデュボンの祈り
第五回新潮ミステリー倶楽部賞。
2003年 『重力ピエロ 』⇒09年映画化
陽気なギャングが地球を回す 』⇒06年映画化
アヒルと鴨のコインロッカー
25回吉川英治文学賞新人賞 ⇒07年映画化
2004年『死神の精度 』日本推理作家協会賞短篇部門⇒08年映画化
 『グラスホッパー 』、『チルドレン
2005年『魔王 』、『砂漠 』、『ラッシュライフ
2006年『終末のフール 』、『陽気なギャングの日常と襲撃
2007年『フィッシュストーリー 』 ⇒09年映画化
ゴールデンスランバー 』⇒10年映画化、2008本屋大賞、山本周五郎賞。
2009年『モダンタイムス
2010年『オー!ファーザー』、『バイバイ、ブラックバード』、『マリアビートル』、『3652―伊坂幸太郎エッセイ集』、ムック『伊坂幸太郎—デビュー10年新たなる決意
2011年新刊なし