7伊坂幸太郎著「死神の浮力」を読みました。
映画にもなった「死神の精度」の続編で、ある人が「それなりに」生をまっとうしたかを調べ、事故などで死を与えたり、寿命を延ばす調査員という仕事を、太古からやっている「死神」(人間界の名前では千葉)が登場します。
以下ネタバレあり。
仙台在住小説家作品の図書室/伊坂幸太郎、伊集院静、熊谷達也、佐藤厚志、瀬名秀明、佐伯一麦、三浦明博
7伊坂幸太郎著「死神の浮力」を読みました。
映画にもなった「死神の精度」の続編で、ある人が「それなりに」生をまっとうしたかを調べ、事故などで死を与えたり、寿命を延ばす調査員という仕事を、太古からやっている「死神」(人間界の名前では千葉)が登場します。
以下ネタバレあり。
12月5日、伊坂幸太郎著、「残り全部バケーション」が発売予定です。各ネット書店で予約受付中。
人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。
表題作は以前2008年の雑誌に掲載された作品のようですが。例のよって、いくつかの話をどのように紡いでいくのか、楽しみですね。
7月20日、佐伯一麦・古井由吉両氏による、「往復書簡 言葉の兆し」が発売になります。1575円。
仙台近郊で震災に直面して以後、被災地から言葉の快復を問う佐伯と、「震災後」と「終戦後」の風景を重ねつつ差異を見出し、歴史を遡ることでその恢復を試みる古井。
という往復書簡集形式のエッセイ。2011年の5月から朝日新聞に掲載されたもの。
最近はノンフィクションを出す方の多い、仙台在住小説家の面々ですが、この度、仙台市文学館などで文学ゼミの講師などもされている佐伯一麦氏が、新書『芥川賞を取らなかった名作たち』を出版されました。
またまた、伊坂ワールドが映画に。仙台在住小説家、伊坂幸太郎氏の『死神の精度』が、31歳の筧昌也監督、金城武主演、小西真奈美、富司純子共演で、映画『Sweet Rain 死神の精度』として、3月22日から全国で公開される。
5月12日(土)より、仙台在住小説家、伊坂幸太郎原作の映画『アヒルと鴨のコインロッカー』が、6月下旬の全国公開に先駆けて、仙台で先行上映される。
監督は、中村義洋。これまではホラー映画に携わることが多かった人(この映画はホラーではありません、念のため)。脚本は監督と鈴木謙一。主演は濱田岳、瑛太で、松田龍平、大塚寧々も出演している。
原作の舞台がもともと仙台ということもあり、せんだい・宮城フィルムコミッションの協力のもと、仙台駅、東北学院大学泉キャンパス周辺、八木山動物園、そして塩釜の某書店など、仙台周辺でオールロケ。製作に地元新聞社やテレビ局も名を連ねている。