伊坂幸太郎著、『【電子限定合本版】マイクロスパイ・アンサンブル』が発売になりました。
既刊の『マイクロスパイ・アンサンブル』と、先日発売になった新作短編『猪苗代湖でまた会う話』の合本版電子書籍。
仙台在住小説家作品の図書室/伊坂幸太郎、伊集院静、熊谷達也、佐藤厚志、瀬名秀明、佐伯一麦、三浦明博
伊坂幸太郎著、『【電子限定合本版】マイクロスパイ・アンサンブル』が発売になりました。
既刊の『マイクロスパイ・アンサンブル』と、先日発売になった新作短編『猪苗代湖でまた会う話』の合本版電子書籍。
伊坂幸太郎著の短編、『猪苗代湖でまた会う話』(電子書籍版)が発売になりました。
『マイクロスパイ・アンサンブル』の後日譚。34ページ。
娘が、仕事用のタブレット端末にログインできなくなったと言う。濡れ衣を着せられそうになった僕は、「猪苗代湖に行けば、解決するかもしれない」と思いつきを口にするが……。
佐藤厚志著、『荒地の家族』を読みました。
仙台出身の著者が、仙台市南部の沿岸の街、亘理(わたり)町を舞台にしたということで、震災について書かれた小説という事になっています。
現在、丸善ジュンク堂仙台アエル店勤務の佐藤厚志さんが、芥川賞を受賞した記念で、全国の丸善ジュンク堂の内、hontoポイントサービスに対応している90店舗で、1月22日まで(1/26追記:仙台アエル店は2/28まで)、ある条件により、書籍購入時にhontoポイントが5倍になる、記念キャンペーンを実施しています。
書籍は定価販売なので、せめてポイントで喜びをおすそ分け、というところでしょうか。書籍はなんでもいいようですね。
今年の7月から募集開始となる、第7回仙台短編文学賞の選考委員に、伊坂幸太郎氏が就任することになりました。
同賞は、仙台の出版社荒蝦夷や、河北新報社、プレスアートが主催。仙台・宮城・東北となんらかの関連がある未発表の短編を募集しています(25-35枚程度)。
佐藤厚志著『象の皮膚』を読みました。
アトピーの症状に悩み、差別を受けて孤独だった女性が、職場の中で、次第に自立に向かうお話。
病気にまつわる偏見・差別の言葉と、主人公の職場に現れる、クレーマー達の鮮烈な描写に、たじろぎながら、最後、ぎりぎりの解放感で、非常に心揺さぶられる作品です。以下、ネタバレあり。
初出は新潮2021年4月号。