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三浦明博著『逝きたいなピンピンコロリで明日以降』を読みました

三浦明博著『逝きたいなピンピンコロリで明日以降』を読みました。

1959年生まれの著者が、シルバー世代の関心事を人情話に仕立て、まさに泣き笑いの短編7編。

登場人物7人に、直接のつながりはないものの、全編を読んで初めて、じわじわと心に沁みて来る構成になっています。

舞台として、西公園や小松島、台原など仙台の地名が出てきます。以下、ちょっとだけネタバレあり。 “三浦明博著『逝きたいなピンピンコロリで明日以降』を読みました” の続きを読む

三浦明博著『逝きたいなピンピンコロリで明日以降』発売

三浦明博著『逝きたいなピンピンコロリで明日以降』が9月13日に発売されました。

著者、久々の単行本でしょうか。エッセーのようなタイトルですが、シニアが主人公の短編小説集です。

頭と体はガタだらけ。失われゆく記憶、気力、体力。簡単に決壊する涙腺と堪忍袋。
でも心と知恵と経験なら、たっぷりある。
60代~アラ100男女7人が笑い、泣き、困惑し、挑戦する! 人生100年時代の新・シニア像を描く書き下ろし7編

とのことです。

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7/9、仙台文学館で佐伯一麦x佐藤厚志の対談イベント(更新)

7月9日(日)13時30分から15時まで、仙台市青葉区の仙台文学館で、同館館長で小説家の佐伯一麦氏と、仙台在住の芥川賞作家、佐藤厚志氏の対談イベント「佐伯一麦 北根ダイアローグ2023 佐藤厚志と語る 」が行われます。

定員は80名で、6月13日(火)必着で、往復はがきに、所定項目を記入の上、申し込み、多数の場合抽選。入場は無料。

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5/10、『哀しみに寄り添う 伊集院静傑作短編集』発売

5月10日、『哀しみに寄り添う 伊集院静傑作短編集』(双葉文庫)が発売になります。著者久々の小説本ですね。

「小説は哀しみにくれる人を救うことはできない。ただ、寄り添うことはできる」。2011年3月11日の東日本大震災で自身が被災した際に著者が語った言葉だ。大切な人を失い哀しみのただ中にいる人、人生の希望を失い悲嘆にくれる人・・・・・・そんな人たちの哀しみに寄り添う、伊集院静の傑作短編集。物語の登場人物も連れ合いや我が子、家族を失いながらも、前を向いて歩こうとする。そんな姿が読者の心に小さな希望の光を灯すことを願って。

とのことです。

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瀬名秀明ほか著『知の統合は可能か パンデミックに突きつけられた問い』発売

瀬名秀明、渡辺政隆、押谷仁、小坂健ほか著『知の統合は可能か パンデミックに突きつけられた問い』が、発売になりました。御恵贈頂きまして、早速読みました。

パンデミックについて、従来から専門家と共著を出している瀬名秀明氏を中心に、今回の新型コロナウィルスの教訓を、将来に向けて活かすための根本となる考え方を、どうやって醸成していくかの提言で、専門家のみならず、一般の人にも役立つ資料、読書案内となっています。

タイトルは、難しそうに見えますが、理系・人文系問わず幅広い分野の専門家との分かり易い対談が中心で、読みやすく、ページ下の注釈や、用語集、参考文献が丁寧に付けられて、専門家以外の人も、詳細を知るのに使える構成になっています。

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