仙台在住小説家のひとりである、佐伯一麦氏が、長編小説『ノルゲ』で、第60回野間文芸賞(講談社)を受賞した。
賞金は300万円。贈呈式は12月17日、帝国ホテルで行われる。ちなみに、野間文芸賞の第一回受賞者は、小説『南小泉村』という作品もある、仙台生まれの真山青果。
仙台在住小説家作品の図書室/伊坂幸太郎、伊集院静、熊谷達也、佐藤厚志、瀬名秀明、佐伯一麦、三浦明博
この1月から3月にかけて、仙台在住小説家の諸氏の新刊・新作ラッシュとなっている。これまでのシリーズ物の完結編を出す方、新ジャンルに挑む方と様々。作品は、以下のとおり。(敬称略)
・熊谷達也 『氷結の森』森シリーズ完結編。
・伊集院静 『犬からひとこと』名言集。
・伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』これまでの脇役が主役に。
・佐伯一麦 『石の肺 アスベスト禍を追う』
ノン・フィクション
・瀬名秀明
「月刊 たくさんのふしぎ 2007年 04月号 [雑誌](4月発売)」で絵本『ぼくたちのロボット』。
11月18日(土)から12月27日(木)まで、台原の仙台市文学館で読書サロン「仙台の作家たち」展が開かれる。仙台出身作家の写真や校正原稿などが展示される。入場無料。月曜及び休日の翌日休館。
期間中、11月25日(土)には佐伯一麦氏の読書会サイン会、12月2日(日)、熊谷達也氏サイン会、12月17日(日)、瀬名秀明氏のトーク&サイン会も開かれる。申込み不要とのこと。
参考⇒仙台在住小説家のページ