仙台在住小説家、伊坂幸太郎氏の小説、「ゴールデンスランバー」が映画化されることになりました。公開予定は2010年。
監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」を手がけた中村義洋さん。現在公開中の映画「フィッシュストーリー」も監督しているので、伊坂作品の映画を、立て続けに3本も取ることになります。
また、「アヒル鴨」同様、仙台で、5月から約一ヶ月ロケが行われるとのことです。今回も、せんだい・宮城フィルムコミッションがロケに協力するとのことなので、エキストラの募集などがあるかもしれませんね。
#「ゴールデンスランバー」は、仙台市内を舞台に、首相暗殺の濡れ衣を着せられた元宅配便のドライバーが、友人の助けを受けながら逃走を続ける近未来の物語。
姉妹作の「モダンタイムス」が、陰謀や監視社会など、やや暗い雰囲気なのに比べると、こちらは同じような題材ながら、友情や青春の思い出、逃走の活劇の方が中心となる、明るいタッチの作品で、映画向きと言えるでしょう。仙台市に隠された実在の秘密もでてきたりします(映像になるかは不明)。
女優さんを間違えなければ(笑)、ヒットする可能性が高いと思います。仙台・宮城DC効果は当然ですが、宅配ドライバーを好感度高く描いた物語なので、飛脚、クロネコ、ペリカンなどの会社さんは、競ってスポンサーになるべきですね。
(追記4/7)と言っていたら、堺雅人、竹内結子の強力コンビが主演し、東宝系で公開と決まったようです。これでヒットしなけりゃ、市長が悪い(笑)