仙台在住小説家、伊坂幸太郎氏原作で、仙台市内近郊でロケを行った、映画「重力ピエロ」(森淳一監督、相沢友子脚本、加瀬亮、岡田将生、鈴木京香出演)が完成し、5月下旬から全国公開。ただし、仙台では、4月25日から先行ロードショーが行われます。
これに先立ち、現在、この映画のCM(15秒)を作るコンテストが行われています。プロの応募のほか、一般向けには、仙台のネット関連会社ネットトレンドの動画投稿サイト、「ミヤング」のツールや公式素材を使って、Web上で気軽に応募したり、人気投票できるコースもあるようです。
優秀作はTVCMや劇場スポットに使われるそうですよ。
原作は、けっして明るいテーマではないのに、最後は、妙な爽快感のある不思議なお話。さて、それを映画的には、どう表現されるのでしょうか。
(追記)この映画が「仙台シネマ認定制度」の第1号に認定されたとのことです。それはそれで結構なのですが、シティセールスという観点ならば、フィルム・コミッションなどの理念のように、基本的に制約無しに、幅広いジャンルの映像文化のロケなどに協力していくことの方が、制作者や観客に、より強力な支持を得られるようになると思います。