三浦明博著「サーカス市場」を読みました。
仙台にある「サーカス市場」という裏稼業が跋扈する市場の、怪しい人物たちに引き寄せられる「ふつうの人々」。
男が女で、女が男?妖しい「美形」に引き込まれるサラリーマン、殺された父親が、その市場だけで見せた知らない顔に興味を持つ息子、膝をへし折る音に快感を持つアブナイ男。。。
仙台在住小説家作品の図書室/伊坂幸太郎、伊集院静、熊谷達也、佐藤厚志、瀬名秀明、佐伯一麦、三浦明博
三浦明博著「サーカス市場」を読みました。
仙台にある「サーカス市場」という裏稼業が跋扈する市場の、怪しい人物たちに引き寄せられる「ふつうの人々」。
男が女で、女が男?妖しい「美形」に引き込まれるサラリーマン、殺された父親が、その市場だけで見せた知らない顔に興味を持つ息子、膝をへし折る音に快感を持つアブナイ男。。。
三浦明博著、「五郎丸の生涯」が、キンドル版はじめ、honto、Kinoppyの各電子書籍版で発売になりました。紙版より2割程度減の1260円です。
佐伯一麦、吉井由吉共著の「往復書簡 言葉の兆し[Kindle版]」でも発売されました。1050円。
東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。仙台近郊で罹災して以後、被災地から言葉の恢復を探る佐伯と、震災後と戦後の風景を重ねつつも、そこに決定的な違いを見出し、歴史を遡るなかで言葉の危機と可能性を問う古井。大きな喪失感のなかで、いま文学が伝えるべき言葉とは?
朝日新聞上で公開された書簡です。 “佐伯一麦、吉井由吉共著「往復書簡 言葉の兆し」Kindle版でも発売” の続きを読む
アマゾンが電子書籍の「Kindleコミックストア」をオープンしました。
「新世紀エヴァンゲリオン13」(280円)をはじめ、かんなぎ(400円)、テルマエ・ロマエ(429円)などをラインナップ。旧作で99円という作品もあります。 “アマゾンがKindleコミックストアをオープン” の続きを読む
12月5日、伊坂幸太郎著、「残り全部バケーション」が発売予定です。各ネット書店で予約受付中。
人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。
表題作は以前2008年の雑誌に掲載された作品のようですが。例のよって、いくつかの話をどのように紡いでいくのか、楽しみですね。
7月20日、佐伯一麦・古井由吉両氏による、「往復書簡 言葉の兆し」が発売になります。1575円。
仙台近郊で震災に直面して以後、被災地から言葉の快復を問う佐伯と、「震災後」と「終戦後」の風景を重ねつつ差異を見出し、歴史を遡ることでその恢復を試みる古井。
という往復書簡集形式のエッセイ。2011年の5月から朝日新聞に掲載されたもの。