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三浦明博著「サーカス市場」を読む

三浦明博著「サーカス市場」を読みました。

仙台にある「サーカス市場」という裏稼業が跋扈する市場の、怪しい人物たちに引き寄せられる「ふつうの人々」。

男が女で、女が男?妖しい「美形」に引き込まれるサラリーマン、殺された父親が、その市場だけで見せた知らない顔に興味を持つ息子、膝をへし折る音に快感を持つアブナイ男。。。

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佐伯一麦、吉井由吉共著「往復書簡 言葉の兆し」Kindle版でも発売

佐伯一麦、吉井由吉共著の「往復書簡 言葉の兆し[Kindle版]」でも発売されました。1050円。

東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。仙台近郊で罹災して以後、被災地から言葉の恢復を探る佐伯と、震災後と戦後の風景を重ねつつも、そこに決定的な違いを見出し、歴史を遡るなかで言葉の危機と可能性を問う古井。大きな喪失感のなかで、いま文学が伝えるべき言葉とは?

朝日新聞上で公開された書簡です。 “佐伯一麦、吉井由吉共著「往復書簡 言葉の兆し」Kindle版でも発売” の続きを読む

12/5伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」発売

12月5日、伊坂幸太郎著、「残り全部バケーション」が発売予定です。各ネット書店で予約受付中。

人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。

表題作は以前2008年の雑誌に掲載された作品のようですが。例のよって、いくつかの話をどのように紡いでいくのか、楽しみですね。

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7/20佐伯一麦・古井由吉著「往復書簡 言葉の兆し」発売

7月20日、佐伯一麦・古井由吉両氏による、「往復書簡 言葉の兆し」が発売になります。1575円。

仙台近郊で震災に直面して以後、被災地から言葉の快復を問う佐伯と、「震災後」と「終戦後」の風景を重ねつつ差異を見出し、歴史を遡ることでその恢復を試みる古井。

という往復書簡集形式のエッセイ。2011年の5月から朝日新聞に掲載されたもの。

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