佐伯一麦、吉井由吉共著の「往復書簡 言葉の兆し[Kindle版]」でも発売されました。1050円。
東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。仙台近郊で罹災して以後、被災地から言葉の恢復を探る佐伯と、震災後と戦後の風景を重ねつつも、そこに決定的な違いを見出し、歴史を遡るなかで言葉の危機と可能性を問う古井。大きな喪失感のなかで、いま文学が伝えるべき言葉とは?
朝日新聞上で公開された書簡です。堅いテーマで、書籍では入手しずらくなる可能性が高い作品なので、電子書籍化して残しておくのは結構なことかと思います。