2月24日に、佐伯一麦著の評論集「麦主義者の小説論」が発売になります。
みずから「私小説家」である著者による、評論集。
志賀・川端・太宰等、近代日本の作家の読み直し、「私小説」論、三浦哲郎・古井由吉論など現代日本の作家をめぐる文章を精選。
ということです。
仙台在住小説家作品の図書室/伊坂幸太郎、伊集院静、熊谷達也、佐藤厚志、瀬名秀明、佐伯一麦、三浦明博
2月24日に、佐伯一麦著の評論集「麦主義者の小説論」が発売になります。
みずから「私小説家」である著者による、評論集。
志賀・川端・太宰等、近代日本の作家の読み直し、「私小説」論、三浦哲郎・古井由吉論など現代日本の作家をめぐる文章を精選。
ということです。
佐伯一麦著、長編小説「渡良瀬」を読みました。
昭和天皇の容態悪化のニュースが頻繁に流されていた頃、著者がモデルと思われる28歳で電気工の南條拓は、茨城県西部の工業団地にある、下請けの配電盤製造工場で働き始めます。以下、ネタバレあり。
佐伯一麦著のエッセイ集「とりどりの円を描く」が9月25日に発売になります。
私にとって小説を書くことは、芸術というより先に、かつての労働がそうだったように、自分を肯定的に捉えるための手段であるーー私小説を生きる作家がくらしに根付いた「読む」こと「書く」ことを綴る待望の随想集。
というコピーとなっています。
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6月11日に、講談社文芸文庫で、「日和山 佐伯一麦自選短篇集」が発売になります。
アスベスト禍、妻の草木染め、ノルウェイ滞在、老いゆく両親--現在の著者を形作るテーマの源流をたどり著者自身が選び抜いた短篇集