仙台在住小説家の二人、佐伯一麦、伊坂幸太郎の両氏の対談記事が、河北新報上で掲載されていました(10月3日、10日の2週文化面)。
高校まで仙台で生まれ育ち、電気工をしながら小説を書いて、今は仙台に戻ってる、いわばUターン組みの佐伯氏(50代)と、千葉県生まれで、大学から仙台に住んで小説を書いている、「Iターン」の伊坂氏(30台)ですが、接点はあまりないようです。
しかし、佐伯氏は仙台文学館で文学ゼミナールなどをやっていますし、伊坂氏は以前はそこで小説を書いていた(どの部屋でしょう?)といいますから、やっぱり仙台は狭いのかもしれません。
さて、対談内容の詳細は省きますが、エロスについての表現はどうとか、実際はもっと深い話もあったような気がするのですが、抄録されていきます。お二人とも、大江健三郎には影響されてるみたいですね。
そして対談の最後に、読者家で知られる佐伯氏が「読書は重要だが、毒にもなる」と言ったところで、対談が終わっています。
いろいろと想像はできますが、その意とするところを、もっと聞いてみたいところです。