熊谷達也著「揺らぐ街」が、発売になっています。
著者が教師時代に赴任していた気仙沼市がモデルの「仙河海市」を舞台に、震災の前後のひとびとの暮らしと心情を描く、一連の作品の最新作。
今回は、東京から見た3.11以後。
未曽有の大地震はもちろん、東京も揺るがした。交通網が麻痺し、歩道を埋めて歩み続ける人また人。嘘であってくれればよいのに。夢であってくれればよいのに――。苦悩する女流作家と女性編集者は、被災地・仙河海市へと向かった。
『小説宝石』連載を単行本化。アマゾン他主要ネット書店で販売されています。