3月5日、熊谷達也著『無刑人 芦東山』が発売になります。
「19世紀末に欧州で確立した教育刑( 教化善導) を、100 年以上前に提唱した刑法思想書」『無刑録』を著した、岩手県一関市で生まれの儒学者、芦東山についての物語のようです。
著者が戊辰戦争の頃の仙台藩士を描いた、『我は景祐』についで、仙台藩の知られざる人物を描く、時代物のようですね。
芦東山は、仙台藩5代藩主伊達吉村につかえた儒学者。当時としては革新的なことを言ったために、24年間も幽閉され、その間に『無刑録』を書いたとのことです。
一関市のHPにも芦東山についての記述があり、一関市渋民には記念館もあるそうです。
4/12現在、各プラットフォームで本、電子書籍共購入可能です。