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6/11「日和山 佐伯一麦自選短篇集」

6月11日に、講談社文芸文庫で、「日和山 佐伯一麦自選短篇集」が発売になります。

アスベスト禍、妻の草木染め、ノルウェイ滞在、老いゆく両親--現在の著者を形作るテーマの源流をたどり著者自身が選び抜いた短篇集


収録作:「朝の一日」、「栗の木」、「凍土」、「川火」、「なめし」、「青葉木菟」、「誰かがそれを」、「俺」、「日和山」

(追記)基本的に発表済みの短編に一部加筆して再編したもののようですが、元本が入手困難な場合あるので、作者の生き様をたどる意味でも出版の意味があると思います。

最後の「日和山」は、小説というより、震災直後のルポのようなタッチですが、オムニバス「それでも三月はまた」の収録作品です。

文庫本にしては高価ですが、巻末の2014年までの詳細な年表(著者監修)は、資料的価値が高いと思われます。これこそ、電子書籍にして、残しておいてほしいと思います・・・kindle版ほか出てました。

佐伯一麦 著 『日和山 佐伯一麦自選短篇集』   [PR]
本購入:amazon honto本 楽天ブックス 紀伊國屋 セブンネット Honya Clubicon 
電子書籍:Kindle honto 楽天電書 Kinoppy   
発行:2014/06/11 出版社:講談社 紙価格:1620円
ジャンル:純文学 形態:文庫