瀬名秀明著「この青い空で君をつつもう」が、10月19日から発売になります。著者の新刊単行本としては、約2年ぶりです。
12月23日、高校2年生の早季子に宛名だけが印刷された郵便はがきが届く。
25日、クリスマスの朝、そのはがきで「猿」が折られていた。
その猿を見るうち、はがきの文字を目にした早季子は驚く。
10か月前に亡くなった同級生、和志の字だったのだ。いったいどういうことだろうか……。
四季の移ろいや高校生の瑞々しい姿を丁寧に描いた青春ラブストーリー。
「小説推理」に連載されていた作品で、著者の母校、県立静岡高校が舞台とのことです。
各社から電子書籍版も1296円で発売になっています(4/26追記)。